皆様こんにちは!ワニ先生こと、鰐部ゼミナールのわにべです!
PTOT国家試験では脊損評価スケールは必須
先日、評価スケールの覚え方は「比べて覚えること」と、ヤールの分類を用いて説明しました。
この覚え方と、もう一つの覚え方を知ることで大抵の評価スケールは覚えられるようになります。
この記事では国家試験やPTSOTSさんの敵、脊髄損傷患者への評価スケールザンコリーの分類を用いて、もう一つの覚え方を紹介していきます。
これで評価スケールマスターになりましょう!!
不思議なことに、明日その患者様が来ることが分かっていれば、あなたは実践をイメージしながら表を覚え、実際に数値をつけることができるでしょう。
ただの暗記だと辛いですよね。こういう量が多いものは、料理やスポーツのように流れや手順で覚えれば簡単に覚えられます。
では早速どうやって覚えれば良いか
鰐部ゼミナール「ショートムービー映像授業 難病より」
いかがでしたか?ザンコリーを覚えるコツは
目の前に患者様がいるとして、どうやって声をかけるか考えると良いですね
例えばC5のA・Bどちらかを判断したい場合は
①「はい、肘を曲げてそのままにして下さい。私が抵抗を加えます」
※掌を下へ(上腕筋)・掌を内側へ(腕橈骨筋)・掌を天井へ(上腕二頭筋)向けて3つの筋を測る
②グッ
・抵抗不可能→C5残存とは判断出来ない(C3・C4などのC5より高位の損傷の可能性)
・抵抗可能 →C5残存とは判断出来る→A・Bか判断する ③へ
③「今度は手の甲を上に向けて、反らしたまま力止めて下さい」
④グッ
・抵抗不可能→A
・抵抗可能 →B
こうやって「実際にどうやって使おうかな?」と考えると、きっとただの暗記しなきゃいけない表とは違った見え方ができると思います!
動画ではこの表の覚え方だけでなく、ザンコリー問題について違う問われ方をした際の答え方も収録しています。
是非評価スケールは
①「実際に使う」ことを意識した覚えること
②隣の数値と「比べて」覚えること
是非この2点を意識して頂けると幸いです!
他の記事も合格できる勉強方法を沢山紹介しています。ページ下部にございますので、是非ご覧頂ければ幸いです。
長年沢山の子を合格に導いてきましたが、勉強が苦手な子が合格するためには
ただ教えるのではなく、だれでも覚えやすいようにどれだけシンプルで分かりやすいものにできるかってとっても大切ですよね。
授業は分かりやすくて当たり前、あとはどれだけ「覚えやすくするか」
もしあなたが、国家試験勉強や養成校の勉強で苦しんでいたら、鰐部ゼミナールはいつでもご相談に乗らせて頂きます!!
塾長について
鰐部ゼミナール(旧手帳塾) 理学療法士作業療法士国家試験予備校
塾長 鰐部 雄心(わにべ ゆうし)
国家試験点数243点/280点中
学年120名の養成校で首席
講義実績:
・養成校国試対策授業で合格者を600人以上送り出す
・2012年鰐部ゼミナールを開塾(当時の塾名は手帳塾)
・運営するPTOT国試予備校 鰐部ゼミナールには2018年度35名が在籍
・2018年12月単発セミナーでは40名が参加
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