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3ステップ授業でPTOT国試に確実合格!

理学療法士・作業療法士の国家試験に落ちたらやるべき3つのこと

ここでは理学療法士国家試験・卒業試験に落ちてしまった場合の対応について紹介しています。

 

◾︎理学療法士・作業療法士の国家試験に落ちてしまった後の対応について

就職先が決まっていた場合、すぐに国家試験の結果(自己採点含む)を連絡しましょう。

 

その結果によって就職先の4月からの準備内容が変わるためです。

 

私も経験がありますが、「入職予定のスタッフが来ない」というのは人事や患者様の引き継ぎなど、様々な計画が変更になり、非常にバタバタします。

 

連絡をするのは大変辛いですが、早めの連絡をしましょう。

 

 


◾︎落ちてから来年合格するためには

 

再受験合格率は例年18〜30%と非常に低いです。

 

なんでこれほどまで低いの、、、10人中2,3人しか受からないじゃない、、、なぜ?

再受験生さん

 

数字だけを見ると、再受験=ほぼ受からないと言えます。

 

 

再受験合格率はなぜ低いのか?1年間どう過ごしていけば良いのか?

 

 

こちらに対応策について詳しく説明した動画を載せますね。

 

 

動画内容を文章でも簡単に紹介しています。

 

理由その①じつは6割正解で合格できる試験ではないため

 

落ちてしまった方の大半が考えることは「合格点まであと〇点足りなかった。来年は足りなかった〇点分の勉強をしよう」と合格点6割を目標にします。(私はこれを「失敗パターンの6割勉強」と呼んでいます。

 

確かに足りなかった点数分を増やせば、合格はできますが典型的な失敗パターンの考え方なので注意が必要です。

 

国試は多くて240点満点問題

国家試験で250点以上の点数をとったことがある方を見たことはありますか?

成績1位の人でも250点以下しかとれないのは

国家試験には点数調整用に、元々正解できない問題が40点分ほどあるためです。

 

54回国家試験を分析しました。

下記の水色で塗りつぶされている問題は「正解できる問題(過去問題で似たような形で出題され、一致する知識を覚えていれば解けた問題)」です。

正解できる問題は約215点分ほどでした。

この記事を見ているあなたも54回の問題と照らし合わせて下さい。

 

 

そうなると54回国家試験は280点満点のテスト、というよりは215点満点のテストとも言えます。

(残りの65点分は高難易度)

そのためこの試験に合格するには勉強すれば正解できる問題を168点/220点中 = 約78%正解する必要があるのです。

 

しかし普段の定期テスト(出題範囲が決まっている試験)で6割ギリギリ越えを狙うような勉強がカラダに染みついてしまっている方は、本番で正解すべき問題を8割近く正解できないので試験合格が難しくなってしまいます。

 

そのため、普段から一つ一つを100%にしようと勉強し、範囲が広いため100%よりわずかに質が落ちて、80・90%にするような勉強をしなければ国家試験は合格できないようになっているのです。

 

理由①

国試は正解できる問題を8割正解しなければいけない試験。

浪人生はそれに気づかず、6割をとるつもりで6割勉強をしてしまうため

 

 

理由その②現役生との環境の違い

 

現役生と浪人生の環境の違いを表にまとめてみました。

現役生 再受験生
秋まで 実習で本物の医療現場本物の臨床勉強 バイト・仕事
勉強時間 朝から晩まで勉強・授業で最低でも6時間 やっても1日3時間(アンケート結果より)
悩み 友達に聞いて即解決 1人で解決しなければいけない
授業 授業が毎日ある(養成校による) あっても週1・2回
周囲の環境 頭の良い友達がいる 落ちた10人中下位2,3人のグループ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

差は一目瞭然です。

  • 現役生:朝から晩まで実習(本物の医療現場にいる)
  • 浪人生:慣れないバイトや仕事(医療とは程遠い環境)

 

一番勉強になる実習が、勉強にならない仕事・バイトに変わる。

当然勉強量も少なくなるので、現役生と比べるとかなりのマイナススタート。

これが一番の原因とも言えます。

 

つい、一度勉強したから知識が残っている、と思いやすいですが、

テスト勉強の内容なんて、試験が終わった次の日からどんどん忘れていきますよね。

膨大な情報を保持するだけでも大変です。

※もし忘れなかったら3,4年間でしっかり合格できる知識が身についているはず。

 

そう考えると、現役生は国試に合格するためには最高の環境と言えますが、

 

その環境で合格できなかった浪人生が、逆境の中、実習を越える環境を自分で作るのは大変難しいです。

 

理由その①環境

合格するには「実習や養成校の授業」を超える勉強を自分で行わなければいけない。

 

理由その③人間関係と仕事

 

〇人間関係

再受験では勉強が苦手な子「だけ」の集団の中で頑張らなければいけません。

 

再受験生の集まり = 合格率70~90%の試験に落ちてしまった「10人中下位1~3人の集まり」です。

 

もし、スポーツで運動神経が良くない子たちが集まっても、良い練習方法を分かる子がいないし、何をしたらうまくなれるか分からないですよね。

その環境だと良い結果を出そうと練習をしてもなかなか結果は出ずらいです。

 

それに加え、再受験生は勉強へのモチベーション自体が低い傾向にあります。

「このくらいでいいや」「なんとかなるでしょう」と外から見ると受かりそうもない甘い考えが、集団の中で広まりがちです。

今年合格を目指すあなたは、その悪環境に飲まれないように気を付けてお過ごし下さい。

 

〇仕事・アルバイト

 

再受験生は「働いて迷惑かけないようにする」言って、家族に迷惑をかけないよう、アルバイトや仕事を始めます。

 

しかしこれが典型的なNGパターンです

ワニ先生

 

仕事を始めると、周囲の環境は変わり、日々慣れない仕事・人間関係に追われ、とても疲れます。

 

そうなると試験勉強をしなければいけないと分かっていても、大半の人は十分な勉強をすることできません。

 

そしてそのまま時は過ぎ、秋や冬になり、気づいた頃には、点数が合格点に届かず手遅れになってしまいます。

 

理学療法士・作業療法士になれば安定して収入を得ることができますが、目の前の労働を優先し、勉強を疎かにし、試験に落ちてしまうのは本末転倒です。

 

もちろん金銭面で余裕が無く、働かなければいけない方もいらっしゃいます。

 

それがいけない、というわけではなく、勉強時間が減るという現実があるため、相当な覚悟を持って1年を過ごさなければいけません。

 

理由③

  • 1年間の仲間は下位3割組・モチベーション低め
  • 労働 = 勉強時間の減少。

 

と、ここまで再受験の厳しさと対応方法について書いてきました。辛く大変な1年間が待っていることが分かれば、覚悟を持って臨むことができます。

 

「いや厳しくて辛いのは分かったけど、一人では不安・・・」という方は予備校を検討されることをお勧めしています。

国家試験予備校に選び方や重要ポイントを紹介しています。