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理学療法士・作業療法士の国家試験に落ちたらやるべき3つのこと

ここでは理学療法士国家試験・卒業試験に落ちてしまった場合の対応について紹介しています。

 

◾︎理学療法士・作業療法士の国家試験に落ちてしまった後の対応について

就職先が決まっていた場合、すぐに国家試験の結果(自己採点含む)を連絡しましょう。

 

その結果によって就職先の4月からの準備内容が変わるためです。

 

私も経験がありますが、「入職予定のスタッフが来ない」というのは人事や患者様の引き継ぎなど、様々な計画が変更になり、非常にバタバタします。

 

連絡をするのは大変辛いですが、早めの連絡をしましょう。

 

 


◾︎落ちてから来年合格するためには

再受験合格率は例年18〜30%と非常に低いです。

 

なんでこれほどまで低いの、、、10人中2,3人しか受からないじゃない、、、なぜ?

再受験生さん

 

数字だけを見ると、再受験=ほぼ受からないと言っても過言ではありません。

 

 

そして、、、、この記事を見ている皆様が一番気になるのは「来年どうやったら合格できるか」

 

以下、この先どのように行動すれば合格できるか?再受験合格率はなぜここまで低いのか?1年間どうやって過ごしていけば良いのか?

理由と対応策を書いていきます。

 

理由その①環境

 

まず一番の原因は環境です。

表にまとめてみました。

現役生 再受験生
秋まで 毎日実習で本物の医療現場本物の臨床勉強 バイト・仕事
勉強時間 実習中は朝から晩まで勉強・授業があれば最低でも6時間 やっても1日3時間(アンケート結果より)
悩み 周りの友達に聞いて即解決 1人で解決しなければいけない
授業 授業が毎日ある(養成校による) あっても週1・2回
周囲の環境 頭の良い友達がいる 落ちた10人中下位2,3人のグループ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

差は一目瞭然です。

死に物狂いで朝から晩まで実習を春~秋過ごしてきた現役生。医療の世界に漬かっています。

一方、慣れないバイトや仕事をはじめて毎日疲れ果てて帰ってくる浪人生。医療とは程遠い環境で知識はどんどん抜けていきます。

 

一番勉強になる実習が、全く国家試験勉強にならない仕事に変わる。

当然勉強量も少なくなるので、現役生と比べるとかなりのマイナススタートです

これは一番の原因と言っても過言ではありません。

 

ついつい思いがちなのが、一度勉強したから知識が残っている、と思いやすいですが、

テスト勉強の内容なんて、試験が終わった次の日からどんどん忘れていきます。

膨大な情報を保持するだけでも大変です。

もし忘れなかったら学生の3,4年間でしっかり合格できる知識が身についているはずですね。

 

やはり厳しい実習環境を越える環境を自ら作るのは大変難しいことです。

 

そう考えると、現役生は国試合格をするためには最高の環境で勉強ができるわけです。

 

そんな環境で合格できなかった時点でかなり厳しいということになります。

 

理由その①環境 まとめ

合格するには「実習や養成校の授業」を超える勉強を自分で行わなければいけない。

 

理由その②目標設定の基準が低い

 

落ちてしまった学生さんの大半が考えることは
「合格点まであと〇点足りなかった。惜しかった。あと少しで受かる。来年は足りなかった〇点分の勉強をしよう」
合格点を基準に考えます。

 

確かに〇点足りなかったのですから、〇点分増やせば合格はできますが典型的な失敗パターンの考え方なので注意が必要です。

落ちてしまう方の特徴は、自分には高い点数をとることは難しいと考えついつい「合格点を基準にする傾向にあります」

合格点は168点(280点満点中60%)

でも国家試験の平均点は意外と高いです。

 

国試の平均点はじつは「200点」なんです。

(確かに合格率70~90%なので、平均点が合格点くらいだと合格率が50%ほどになるはずです)

 

合格点は168点、その差は32点

よって国家試験というものは
平均点より32点も低い点数で合格できる試験なのです。

残念ながら、落ちるということはいうのはその点数にも到達しなかった、ということ

もはや1点足りなかった、惜しいのレベルではなく
平均よりもかなり低いラインを超えられなかったから

平均点よりうんと低い合格点を目指していても、

目標が低く、勉強の質も低くなります

168点が目標だと167点とほぼ目標達成をしても落ちてしまう。

 

 

合格点丁度を目標にしている時点で受かるか受からないかギリギリの戦いになってしまうわけですね。

このように目標設定間違えることが、ありがちなNGパータンなので

落ちてしまった子が合格するには、まず200点を目指すことをお勧めします。

以下、殆どはこのパターンです。

 

合格点=平均点より30点低い目標に向けて勉強する
平均より質の低い学習になる

当然、試験日は迫るけど模試の点数は低いまま

落ちてしまう

 

こうなる前に、12月・1月時点で200点を越えているように学習し、試験前も穏やかな心で勉強を進められるようにしていきましょう。

 

 

まとめ

11・12月と早いうちに平均点の200点が取れている状態にする。その前提で計画を立て、日々実行する。

 

 

理由その③仕事もバイトも友人関係も再受験生には悪環境

 

国試浪人生活には、どんな環境が待っているか紹介していきます。

 

〇勉強が苦手な子たち「だけ」の集団の中で頑張らなければいけない

 

「環境が人を作る」のは皆様も重々承知だと思います。

しかし試験に落ちてしまった子達の集まりは、合格率70~90%から落ちてしまった子たち

言ってしまえば「10人中下位2~3人の集まり」です。

 

スポーツでいえば、運動が出来ない子の集まり

練習法も分からない・できる子がいない

そんなチームで良い結果を出そうと練習をしてもなかなか結果は出ないですね。

 

基をたどれば、成績があまり良いとは言えない生徒さんたちが多いので、モチベーションが低い傾向にあります。

「このくらいでいいや」「なんとかなるでしょう」と

甘い考えが集団の中でもの凄い広まります。

 

悪い環境に流される麻痺した状態になりやすいです。

 

来年合格を目指す皆様はその悪環境に飲まれないように過ごして下さい。

 

今までの指導歴の中でお話させて頂くと、現役で合格できなかった子たちは

一人で努力をしようとしても、なかなかできない人が多いです。

ほんの一部には「できる」に変わる人もいますが、経験上、浪人生ができるようになる人は本当に一握り

 

 

でも、本当は自分はできるけど、やってないだけ、と心のどこかで思っている子は少なくありません。

 

辛いかもしれませんが、やる気はどうであれ、自分は現役時代という最高の環境の中で結果を出せなかった。という現実から目をそむけないことが大切です。

自分を受けとめたうえで1年間を過ごして頂ければと思います。

 

〇現役時代は学校にいた時間が、浪人時代はアルバイト・仕事生活に代わる

 

不合格になってしまった受験生は、残念で恥ずかしい気持ちでいっぱいです。

 

「働いて迷惑かけないようにするから」

 

そう言って、金銭面で家族に迷惑をかけないようアルバイトや仕事を始める人が多いです。

 

しかしこれは典型的なNGパターンです

ワニ先生

 

 

仕事を始め、あなたの周囲の環境はガラッと変わり、日々慣れない仕事・人間関係に追われます。
そして疲れ果てて帰ってくるのです。

 

そうなると試験勉強をしなければいけないと分かっていながら、十分な勉強をすることができない人が大半です。
帰宅後、平日は夜に3時間、土日は1日中、と勉強を続けられる方は良いですが、多くの生徒を見てきました。そんなに簡単ではありません。

 

こんなことを言ってはいけないですが、その努力が出来ていたら恐らく現役時代の試験で合格できていたでしょう。

 

労働と勉強を両立することは大変難しく、困難を極めます。

そしてそのまま時は過ぎ、秋や冬になり、気づいた頃には、勉強を開始しても点数が合格点に届かず、手遅れとなってしまいます。

 

理学療法士・作業療法士になれば安定して収入を得ることができます。
でも、セラピストになる前の労働を優先し、勉強を疎かにし、試験に落ちてしまう、では本末転倒です。

 

もちろん金銭面で余裕が無く、働かざる負えない方もたくさんいらっしゃいます。

 

それがいけない、というわけではなく、勉強時間が減るという現実があるため、相当な覚悟を持って1年を過ごさなければいけません。

 

・国家試験について

 

理学療法士・作業療法士の国家試験で特殊な点は「参考書の解説を見ても、学校の授業を受けても100%にならないようにできている」点です。

 

一つ一つの問題に出題者の「意図」が隠されていて、
受験生は「文字には直接載っていない背景や、じつは求められている考えに気づいて」勉強する必要があります。
しかし、先ほどのように参考書にもそんな内容は載っていない、養成校の国試対策でそこまで教える学校は大変少ないのが現状です。

 

そうなると個人任せとなり、人によって習熟度に大きな差が生まれる。
何か一つ信じられるものがあれば良いですが、現時点でそのような参考書はないのが現状です。

 

意図に気づくことが出来る方は、いわゆる勉強方法が自然と分かり、勉強すれば結果が出やすい人です。

 

もし分からなかったあなたは、問題の意図を掴みとることが苦手な可能性があります。
困ったら、現役時代には近くにいた「頭の良い子」に聞けば答えがすぐに返ってくる状況でした。

 

しかし頭の良い子は近くにおらず、1人で勉強するしかありません。当然時間もかかりますし、精神的にも辛い面もあります。

 

 

と、ここまで
過去の指導歴から、国家試験の浪人の厳しさについて書いてきました。
辛く大変な1年間が待っていることが分かれば、覚悟を持って臨むことができます。

 

浪人生
「いや厳しくて辛いのは分かったけど、一人では不安・・・」