第〇回国家試験の解説・解答速報

理学・作業療法士国家試験の不適切問題を【徹底解剖!】

56回受験生
56回受験生
点数が合格ラインぎりぎり…不適切問題って点数に影響するの?みんな合格しやすくなるってことなの?
わにべ
わにべ
試験、お疲れ様でした。本当に心配になりますよね。
56回受験生
56回受験生
はい!まず仕組みがよく分かりません。
わにべ
わにべ
この記事でしっかり解説していきますね。また今回の試験問題を合否発表日までに動画解説・臨床準備に向けての有益情報を無料でお届けする解説LINEを作成しました。合否発表日までには問題を理解でき、臨床の準備もできる有益なものになっています。

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この記事では不適切問題の仕組み・試験結果への影響について

実際に過去の試験結果を踏まえながら分かりやすく解説していきます!

 

①不適切問題とは?

不適切問題(言葉の通り不適切な問題)とはいくつかパターンがありますが簡単です!

「正答が複数ある」

「選択肢に正解がない」

「問題自体は正しいが、教育内容として周知されていない(難しすぎる)」

この3種類が不適切問題として扱われます。

そしてこの3種類は「採点除外」「複数選択」に分かれます。

 

※注 あくまでも不適切問題の有無を判断をするのは厚生労働省

当塾に問い合わせていただいても本当に不適切問題として扱われるかはわかりかねますので、公式の結果発表を待ちましょう。

 

1.採点除外パターン(以下、採点除外に関することは赤字)

「選択肢に正解がない!」「問題自体は正しいけど、教育内容として周知されていない!(難しすぎ!)」

この場合は問題自体が試験から無かったことになります。

例えば

採点除外問題が1問(1点分)あるとすれば、280点満点の試験がマイナス1点分の

279点満点になります。

合格ラインも変更後の満点の6割で計算されます。

下記に実際の近年試験の結果がありますので、分かりやすいのでそちらをご覧いただければと思います。

 

2.複数正解パターン(以下、複数正解に関しては青字)

「正答が複数ある」
この場合は、複数ある正解のいずれかを選んでいれば点数を獲得できます。

例えば

1つ正しいものを選ぶ問題。だけど、正解が選択肢4,5

この場合は4を選んだ方、5を選んだ方

両者に得点が付与されます

採点除外パターンと違い、

・得点を与えられ

・母数(満点)が変化することはありません。

わにべ
わにべ
それでは過去試験の「採点除外」「複数回答」の数を見てみましょう

②55回~51回PTOT国試の不適切問題数

分かりにくい場合はページ上部の動画をご覧ください。

去年!55回理学・作業療法士国家試験

[理学療法士国家試験]

・総得点 167点以上で合格 / 277点
・実地問題 43点以上で合格 / 120点

不適切問題と扱われたのは

  • 実地問題(3点問題)が1問(複数正解)
  • 専門問題(1点問題)が1問(採点除外)
  • 共通問題(1点問題)が4問(うち採点除外2問 / 複数正解2問

採点除外(無かったことになる問題)が3点分総得点の母数が277点に

277点の6割は166,2→167点以上なら合格!

[作業療法士国家試験]

・総得点 167点以上 / 277点
・実地問題 43点以上 / 120点

不適切問題と扱われたのは

  • 専門問題(1点問題)が1問(採点除外)
  • 共通問題(1点問題)が4問(うち採点除外2問 / 複数正解2問

採点除外(無かったことになる問題)が3点分総得点の母数が277点に

277点の6割は166,2→167点以上なら合格!

54回理学・作業療法士国家試験

[理学療法士国家試験]

・総得点 164点以上 / 272点
・実地問題 41点以上 / 117点

不適切問題と扱われたのは

  • 実地問題が1問(採点除外)
  • 専門問題が1問(複数正解)
  • 共通問題が7問(うち採点除外5問 / 複数正解2問

うち採点除外が8点分総得点の母数が272点に

272点の6割は163,2→164点以上なら合格!

[作業療法士国家試験]

・総得点 165点以上 / 275点
・実地問題 43点以上 / 120点

不適切問題と扱われたのは

  • 共通問題7問のうち(採点除外5問 / 複数正解2問

うち採点除外が5点分→総得点の母数が275点に

275点の6割は165,0→165点以上なら合格!

53回理学・作業療法士国家試験

[理学療法士国家試験]

・総得点 165点以上 / 274点
・実地問題 40点以上 / 114点

不適切問題と扱われたのは

実地問題が3問のうち(採点除外2問(3点×2問分) / 複数正解1問

共通問題が2問のうち(複数正解2問

うち採点除外が6点分→総得点の母数が274点に

274点の6割は164,4→165点以上なら合格!

[作業療法士国家試験]

・総得点 167点以上 / 277点
・実地問題 41点以上 / 117点

不適切問題と扱われたのは

実地問題が1問のうち(採点除外が1問

共通問題が2問のうち(複数正解が2問

うち採点除外が3点分→総得点の母数が277に

277点の6割は166,2→167点以上なら合格!

55~51回理学・作業療法士国家試験の結果まとめ

※スマホでご覧の方は画面を横にして下さい。

PT 第55回 第54回 第53回 第52回 第51回
総得点 167点以上 / 277点 164点以上 / 272点 165点以上 / 274点 168点以上 / 280点 165点以上 / 274点
採点除外数(点数) 3問(3点分) 6問(8点分) 2問(6点分) 0 4問(6点分)
複数正解数 3問 3問 3問 2問 1問
OT  第55回 第54回 第53回 第52回 第51回
総得点  167点以上 / 277点 165点以上 / 275点 167点以上 / 277点 167点以上 / 277点 167点以上 / 278点
採点除外数(点数) 3問(3点分) 5問(5点分) 1問(3点分) 1問(3点分) 2問(2点分)
複数正解数 3問 2問 2問 2問 0問

上の表からも試験によって合格ラインが1~4点変化することが分かります。

  • PT54回試験では合格ラインが4点下がる
  • PT52回試験は合格ラインに変化なし
56回受験生
56回受験生
合格ラインが下がるということは良いことですよね?
わにべ
わにべ
じつは自己採点結果と比べるとプラスにもなるし、逆にマイナスになることもあります

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③国試不適切問題で受ける影響

不適切問題によって点数に影響を受ける場合があります。

「採点除外問題」では自己採点より点数が下がることも

※注 厚生労働省から発表される公式結果が全てであり、当社も含め各社の速報結果は”参考”としてご利用ください。

例えば

「Aさん」と「Bさん」がいます。

2人は

  • PT54回試験(合格ライン164点以上・採点除外が8点分)を受験
  • 〇社の解答速報を使って自己採点

をしたとします。

 

〇自己採点164点なのに合格したAさんのパターン

Aさん:自己採点結果は164点、、、やばい4点足りない、、、、終わった、、、、

しかしAさんは合格しました。

なぜなら(ここから少し頭を使います)

Aさんの自己採点164点のうち
「正式解答で採点除外になる8点分の問題が【自己採点では不正解だったため164点の中に含まれていませんでした】」

⇩だから

Aさんの自己採点164点には「採点除外8点分の得点が入っていないので点数は164点のまま

⇩結果

第54回の合格ラインは164点なので合格!

Aさんは164点でも合格することができました。

※お気づきかもしれませんが、逆に・・・

正式解答で採点除外となる8点分が”自己採点では正解として換算していた場合”
解答速報で出した自己採点点数からマイナス8点になってしまいます。Bさんはそのパターンだとします。

 

〇自己採点170点だったけど不合格だったBさんのパターン

Bさん:自己採点結果は170点…!ギリギリ合格か?やった!!!

そして合格発表…

Bさん
Bさん
落ちた、、、なんで、、、?

Bさんは落ちてしまいました。

それは上記にもあったこの内容

正式解答で採点除外となる8点分が”自己採点では正解として換算していた場合”
解答速報で出した自己採点点数からマイナス8点になります。

Bさんはこのパターンでした。

↓以下、詳細を説明すると

Bさんの自己採点170点のうち自己採点で8点分正解と換算していた問題が」「正式解答で8点分、採点除外になってしまいました」

⇩採点除外とは

採点除外=その問題が無かったことに

⇩だから

Bさんの自己採点170点分から「8点分問題が無かったことになるため得点が”消えてしまう”」

⇩結果

「自己採点170点ー採点除外8点=正式点数は162点になる⇒不合格」

 

「複数正解問題」は正解の選択肢が増える!

 

複数正解問題は正解の選択肢が増えます。

そのため、正解できる受験生が増えるということです。

 

例)複数正解に救われたCさん

Cさん:自己採点結果は162点、、、やばい6点足りない、、、、

しかし幸運なことに

「Cさんの答え」は「自己採点では不正解としていた3点分」が

「正式解答では複数回答になった結果、運よく3点自己採点より点数」が上がりました

※注 全員が正解扱いになるわけではなく、複数正解の選択肢を選んだ場合のみ正解となります。

⇩だから

162点+運よく3点!

⇩その結果

トータル165点(54回の合格ラインは164点)で合格!

 

56回受験生
56回受験生
いろいろなパターンがあるんですね。
わにべ
わにべ
そうなんです。

④不適切問題の有無が決まるまでの流れ

  1.  各養成校が意見書を作成
  2.  意見書を日本理学療法士協会・日本作業療法士協会が集約
  3. 異議申し立てとして厚生労働省へ問題を提示
  4. 合格発表と同時に不適切問題の有無・合格ラインが公表(※合格発表当日から厚生労働省HPで発表されます)

このような流れになります。

⑤まとめ・不適切問題の結果が気になる方へ

  • 不適切問題 = 様々なパターンがある
  • 採点除外問題は自己採点から点数が引かれる場合もある。
  • 採点除外問題は合格ラインの点数が下がる。
  • 複数正解問題は点数が増える・正解者が増える可能性がある

 

56回受験生
56回受験生
何点くらい自己採点でとれていたら安心ですか?
わにべ
わにべ
目安は180点です
  • マークミス
  • 不適切問題

この2つ次第で点数が若干上下します。

180点を越えたらに絶対に安心というわけではありません。

早く結果を知りたいと思いますが合否発表を待ちましょう。

お読みいただきありがとうございました!

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ワニ先生
鰐部雄心(わにべゆうし) 理学・作業療法士国家試験専門オンライン塾 鰐部ゼミナール塾長/理学療法士 PT国試解答速報を毎年最速最高正答率で作成/業界随一の国試教材全教科映像授業を作成/年間生徒数200名超の鰐ゼミ塾長として全教科を担当/国試指導歴約10年/YouTube・Instagram・心電図授業など無料配信している教材をまずはぜひご利用ください。